ありがとう経営の実践

   2015/08/04

今年の年度方針会議は岡山エリア、広島エリア、東京エリアの3つの会場にわかれて開催されました。実行委員の皆さんの努力と工夫によって素晴らしい会議になりましたとをこの場を借りて厚く御礼申し上げます、ありがとうございました。

今回の年度方針会議は「良かった」を超越して本当に感動的でしたが、先日、藤田酒店の藤田さんが、「わしゃあ、ボクデンの会議の時に表彰されて泣いたんじゃ。娘も『お父ちゃんは偉いなぁ』言うてくれた。良ちゃん、ほんまにありがとう。」と、涙ぐんでおりましたが、次年度は1部が「年度方針会議」2部は「ありがとう感謝祭」というストーリーで運営してくださればと思いますので、どうぞ、宜しくお願いします。

さて、先月、大阪で母が幼子(おさなご)2人を飢え死にさせる事件がありましたが、こうした悲劇が起こるのは母と子の絆(きずな)や先生と生徒の絆が希薄になっているからです。また、パソコンやテレビゲームも、人と人の絆を希薄にする大きな要因です。

一日中、部屋に閉じこもってゲームをする子供が増えているそうですが、子供がPCやゲームに没頭(ぼっとう)すればするほど、家族の絆が希薄になっていきます。部屋に閉じこもってバーチャルな世界に浸っても人は成長しません。やはり、人と人がぶつかり合ったり、人を傷つけて落ち込んだり、苦しいときに励ましあったり、困難に直面しても、困難を乗り越えていくから、人は成長するのです。

本年度の社長方針に「ありがとう経営の実践」を掲げたのは職場で共に働く仲間の絆が「どうすれば深まるか。」そういう観点から、重点方針に掲げましたが、「ありがとう」という感謝の言葉が人と人の絆を深め、より良い社風を構築する礎(いしずえ)になっていくからです。

この度のボクデン銀座店の年度方針会議がそれを証明してくれましたが、お招きしたご両親や家族、日ごろお世話になっている業者さんにスタッフが書いた“ありがとう作文”を朗読して、感謝の気持ちを伝えましたが、ご両親も、業者さんも、涙ぐんでおられました。

そのシーンを見ながら、私自身も勇気づけられ、励まされましたが、豊村も、大藤も、木庭も、「本当に感動的な、ありがとう感謝祭だった。」と言っていましたが、やはり、「ありがとう」という言葉には人を幸せにする力があり、ひらがな五文字の般若心経(はんにゃしんぎょう)なのでしょう。

2010年8月24日 AM3:45分 銀座ビジネスホテルにて
大将 景山良康

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